香水に使用期限はあるの?その香水劣化してるかもしれません
このブログでは主に香水とアロマについて解説しています。
香水の使用期限ってあるの?
使用期限を過ぎたらどうなるの
今回はこの悩みを解決していきます。
香水の使用期限って書いてないのがほとんどですよね。
最初のうちは気にせず使っていた香水もいつの間にか
買ってから3年経ってたなんてこと結構ありますよね。
この記事の内容
香水の使用期限について
香水の使用期限を過ぎるとどうなる?
というような内容を香水大好き管理人が解説していきます。
当ブログの管理人は香水使用歴8年以上で
大学でアロマテラピーについて専門に学んでいます
本記事では香水の使用期限について解説しました。
最後には使用期限が近くて余ってしまった香水の活用方法も
紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
香水の使用期限は?
香水の使用期限は開封しているか、開封していないかによって異なります。
未開封 | 開封後 |
約3年が目安 | 約1年が目安 |
未開封は約3年、開封後は約1年というのが香水の使用期限となります。
開封後の使用期限について
開封後の使用期限は約1年が目安となっています。
香水は日光や空気にさらされることで、徐々に劣化が進むものです。
保存方法や保管環境によっては、1年経つ前にクオリティが落ちる場合もあります。
香水は1回の使用量が少ないため、新鮮な香りを楽しむためにも
1年以内に使い切ることをおすすめします。
ただし、必ずしも1年で劣化するわけではありません。
香りや色で判断し、問題なさそうなら引き続き使用しましょう。
未開封の使用期限について
ほとんどの化粧品には使用期限の記載がありませんが、未開封の香水は約3年以内が目安です。
日本の医薬品医療機器等法(旧薬事法)では、製造後3年以内に変質する化粧品以外は、
使用期限を表示しなくてもよいとされています。
が約束されていることに注意してください。
製造年月日が記載のない香水も
香水の中には箱に製造年月日の記載がないものもありますので
確認する際は箱に書いてある何らかの数字を基に製造元や公式サイトで確認しましょう。
香水の使用期限をすぎて劣化するとどうなるの?
香水の使用期限がすぎ劣化するとどのような変化が現れるでしょうか?
主に3つの変化が現れます。その変化が起こった場合は使用を控えた方が良いです。
香水の劣化のサイン
- 香りの変化
- 色の変化
- テクスチャの変化
それぞれの現象について解説していきます。
香りの変化
新鮮な香りが失われ、酸化によって酸っぱいニオイや
油っぽいニオイがすることがあります。
アルコールが揮発して香りが濃くなる分には問題ありませんが、
酸っぱい匂いや油っぽい匂いがした際は破棄したほうが良いですね。
色の変化
透明だった液体が黄色く変色したり、濁りが出ることがあります。
購入の時と見た目が明らかに違う場合、肌への悪影響や、服に付いてひどいシミになる
なんてことも起きる可能性があるため念のために使用しないほうが良いでしょう。
テクスチャーの変化
液体が分離したり、粘度が変わることがあります。
この場合は明らかに成分が分離しているので、その香水の使用は避けましょう。
いずれにせよ劣化が見られた場合は使用を避けた方が良いですね。
香水の劣化をできるだけ遅める方法
この方法を守ることで香水の使用期限が伸びます。
香水を長持ちさせたいなら
- 保管方法に注意しよう
香水を長持ちさせるには保管方法さえ気を付ければ良いです。
保管に関する注意点をまとめました。
保管方法さえ守れば劣化を遅めれる
香水を長持ちさせるためには、以下の点に注意して保管しましょう。
香水を長持ちさせる保管の注意点
- 直射日光を避ける
- 温度変化が少ない場所を選ぶ
- フタをしっかり閉める
- 湿度を避ける
それぞれ詳しく解説していきます。
直射日光を避ける
直射日光などに含まれている紫外線が香水を劣化させます。
日光の力は思った以上に強く、外にあるビニールなどもボロボロにしますよね。
徐々に劣化させてくるのでできるだけ暗所に保存しましょう。
おすすめの保存方法は香水を購入時の箱に入れて保管するです。
温度変化が少ない場所を選ぶ
温度変化が少ない場所に香水を置いておくのも大事です。
香水はアルコールで出来ているため揮発します。
目には見えませんが、容器に入っていても揮発は進んでいるのです。
なので温度には注意を払いたいところです。
とくに高温は揮発を早める大きな原因になります。
フタをしっかり閉める
フタをしめることで香水の劣化を遅らせることができます。
意外と開けがちになってしまうのが香水のフタです。
目には見えませんが空気が瓶の中に入り込むので
しっかりとフタを閉めて保管しておきましょう。
湿度を避ける
湿度が高い場所は避け、できれば湿度が低い場所で保管しましょう
湿度の高さは香水の劣化を早める原因になります。
とくに細菌やカビは湿度が高いところで繁殖するので
香水の中でも繁殖してしまう可能性があります。
香水はフタをしっかり閉め、元の箱に入れて冷暗所に保存が一番望ましいです。
肌に付けるだけじゃない香水の活用法
余ってしまった香水を無理やり肌に付けて使い切る
これはかなり大変ですよね。何か良い活用法はないでしょうか?
ここでは余っている香水の活用法を紹介していきます。
香水の活用法
- 練り香水を作る
- ルームフレグランスを作る
- クローゼットや引き出しに入れる
- 枕元にスプレーする
それぞれ詳しく解説していきます。
練り香水を作ってみる
練り香水はワセリンに香水を入れたものです。
普段のスプレーする香水に比べて揮発する速度が遅く
長く香りを楽しむことができます。
香りの強さもスプレーより少し弱くなるので
相手との距離が近くなるデートの時におすすめです。
練り香水の作り方
ミツロウやオイルを使ったやり方がありますが今回はワセリンを使ったやり方を紹介します。
- お好きな香水
- ワセリン10gくらい
- 丸形容器(ダイソー)
ワセリンは薬局などで売ってます。一番小さいサイズで十分足ります。
容器はトラベル用の小さい丸形の容器を使います。
100均で売ってますので探してみてください
容器にワセリンを適量入れましょう。
8割くらいが目安となります。
最後にワセリンに香水を練りこみます。
最初は5プッシュくらいして混ぜてみましょう。
そして香りを嗅いで薄いと思ったら足します。
これで練り香水の完成です。
ルームフレグランスを作ろう
香水瓶にリードスティックを差し込むだけで作れるルームフレグランスもあります。
リードを風通しの良い場所に置くと香りが広がっていくのが魅力です。
また香水瓶を残したい人はルームフレグランスを自作すると良いです。
ルームフレグランスの作り方
- お好きな香水
- 竹串やスティック(ダイソー)
- 容器(ダイソー)
- 無水エタノール
無水エタノールは薬局などで売っています。
容器とスティックは100均で売ってますので探してみてください。
容器に香水をいれましょう。
容器の3分の1くらいまで入れると良いです。
スティックを入れて香りを確かめましょう。
香りが強い場合は無水エタノールで薄めます。
丁度良い香りになったら完成です。
クローゼットや引き出しに入れる
香水のボトルをクローゼットや引き出しに入れておくと、衣類やリネンに香りが広がります。
先ほど説明した、香水の揮発性を利用するということですね。
なのでクローゼットや引き出しに入れる際は
フタを開けたまんま入れておくとより香りが広がります。
枕元にスプレーする
寝る前に枕元に香水をスプレーすると、リラックス効果があり
良い睡眠をサポートしてくれるかもしれません。
特に寝るときはムスクやラベンダーといった鎮静効果のある
香りを付けることでリラックス効果を期待できますね。
ボトルで香水を買うメリットとデメリット
今回は香水の使用期限と活用方法について紹介しました。
やはりボトルで買うとなると使用期限だったり余ったときどうしたら
といったような悩みが出てくるのも仕方のないことです。
それでもボトルで買う人が多いのはなぜでしょうか?
ボトルで買うメリットとデメリットを紹介します。
ボトルで買うメリット
- 値段が安い
- 買い足す必要がほぼなくなる
- 気にせず使うことができる
ボトルで買うデメリット
- 使用期限内に使い切れなくて余る可能性がある
- 劣化したときにもったいなさがある
- ほかの香水が気になっても中々買えない
以上がメリットとデメリットです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ボトルで買うメリット
ボトルで買うメリットは以下の通りです。
値段が安い
まずなんといっても値段が安いという点です。
量が多ければ多いほど1mlあたりが安くなります。
同じ商品で価格と量を比較してみました。
4mlで2390円 | 25mlで3509円 | 100mlで6178円 |
1mlあたり約590円 | 1mlあたり約140円 | 1mlあたり約62円 |
この表からもわかる通り、ボトルで買うと値段が安くなることが分かりますね。
買い足す必要がほぼなくなる
またボトルで買ってあるとほぼ買い足す必要がなくなるので
1年くらいは同じボトルを使用することができます。
化粧品とかは頻繁に使う分、毎月買いに行かないといけませんが
香水はボトルを一回買ってしまえばしばらく買う必要がなくなります。
気にせず使うことができる
似たような感じですが気にせず使うこともできます。
好きでお気に入りの香りだけどあと10プッシュでなくなる
そんな状態だと使うのをためらってしまいますよね。
量があれば何も気にせず使うことができます。
ボトルで買うデメリット
ボトルで買うデメリットは以下の通りです。
使用期限内に使い切れなくて余る可能性がある
量が多ければ多いほど余る可能性は高くなります。
使用期限は開封後で約1年が目安です。
1カ月に毎日1~2回プッシュして使い切れる量が4mlと言われているので
1年間毎日使ったとしても、約50mlほどしか使えません。
100mlの大容量を買ってしまうともちろん使い切ることができませんし
そもそも毎日香水を付ける人自体少ないため実際1年間で30ml使うか使わないか
というのが感覚としてあるので使用期限内に使い切れなくて余る可能性は大きいでしょう。
劣化したときにもったいなさがある
また使い切れないで余しておいて時間が経ってしまった
いい保管場所がなく劣化のサインが出てしまった。
ということもあると思います。
あと少ししかない状態で劣化する分には仕方ないか
と思えますが、半分以上残って劣化したら
誰でももったいないなって感じますよね。
ボトルで買う分こういったことが起こるのがデメリットです。
ほかの香水が気になっても中々買えない
ボトルで香水を買うとほかの気になっている
香水を中々買うことができなくなります。
この香水いい匂いだし好きだけど飽きたな…
と思っていても、ボトルで買ってしまっていて
使用期限があるので無くするために仕方なく使います。
そうしているうちにその香水を付けるのが嫌になり
新しい香水を買って、古い香水は劣化してしまった。
なんてことよくありますよね。
とてももったいないと思います。
余らないようにするにはサブスクがおすすめ
そんなボトルで買って余してしまうあなたには香水サブスクがおすすめです。
香水サブスクのカラリアは月額2380円で選んだ香水が毎月1つ届きます。
値段はボトルで買うより高いですが、それでもおすすめする理由があるのです。
それはこちらの記事にまとめてありますので気になる方はご覧ください。
≫香水サブスクCOLORIA(カラリア)のメリット、デメリットを徹底解説!
メリット、デメリットどちらもあるのでそれを知ったうえで
登録するかしないか決めた方が良いですね。